仙人との出会い

本日京丹後市丹後町上山というところへ犬の紳士さんに連れられ行った。

目的は古代米の収穫手伝い!のはずだった。

というのはとんでもない事態に!遭遇!

品種が古代米の黒米だけでなく赤米に白米の品種が混ざっていて、想像していたただの手刈収穫でなく穂狩り収穫に急遽変更!となる。

オーナーのK氏は「大変や!大変や!」というもののとてもいい笑顔!(約3rを穂刈りすることに!)

どこからこんな余裕が生まれるのだろう?

販売価格はそんな大変な思いしたのに(するのに)「1000円/Kg!」という。

開いた口がふさがらないとはこのことかも・・・良心的と言うより・・・言葉が出ない。

「そんなもんこっちがどんなけ苦労したかどうかなんてお客さんには関係あらへんやんけー。訂正価格でやってかんとあかんのや。」

「こんな時代やからこそ消費者側から値段はつけるんや。」と

就農するに当たり、またひとつ心に刻まれた一日だった。

 

事務所改装開始

本日昼からの作業は、事務所改装のための解体工事(というか破壊に近い・・・?)

まずはいろんな物の搬出

事務所スタッフには懐かしい過去に作成したカタログ・事務用品・・・

また必要なもの不要なもの様々出てきた。

(ちょっとへそくりが出てこないかな?なんてみんなで期待しながら・・・結局は出てこず。)

出てきたものといえば骨董品!

玉が5つある「そろばん!」

「ほんまにこんなんあったんや!」とみんなで感心したりなんか

畳が重かった!(これがいい畳の指標だそうだ。最近の畳はスタイロ畳など自然に還せないものも使用されている)

この畳は畑行き!

「なんで?」と思われたあなた

そうなんです!畳の材料のい草は有機物ですからこれも畑に入れる事で美味しい野菜の肥料になるんです。

明日もまだまだ続きます。昔の大工さんの技アップしていきます。

 

こちらもご覧下さい。なすびのこころいきにも記録があります。

事務所改装(ビフォー)

ここ京丹後市大宮町奥大野では祭の準備に大忙し、子供から大人までいつもは静まり返った街に活気がみられる。

われわれも今週末にある祭に向けというか、来週からの事務所改装着手に向け動き出した。

農家としての生産出荷作業の合間というか

同時進行で大掛かりな事務所の改装に入るため今日は不用品の持ち出しを行った。

元一級建築士の事務局長の指示の元、保管・廃棄を分ける。

早々に軽トラいっぱいに満載となる。

使えるものはもちろんリサイクル

サラピンの(新品)座布団が!30枚ほど出てきた!

危うく廃棄処分のところ、「捨てたらお金払わないといけない!リサイクルショップへ持っていきましょう!」と

ごり押しで「私が持っていきます!なんぼになるか知らんけど。」

ということで夕方リサイクルショップへ

店員さんが「未使用品でもそんなにお払いできませんが・・・」と申し訳なささそうにいう。

保存状態がいいのは認めてくれ、「全部で500円で」

もちろん!即決!

頂いた500円玉をこどものように握り締めじゃなくポケットに入れ帰路についた。

 

で事務所の現状 (久しぶりの画像アップ!)

 

 

 

まるで夜逃げのようだが、出来上がりのイメージCGは

びっくり!大阪北新地?京都祇園?のイメージっぽい雰囲気

さあぁどうなるか?

まさに古民家再生事業です。

一応の完成目処は12月中旬、クリスマス前には完成披露会開催となるはず。

順次進行具合アップします。

アートな時間

今日事務所にお客さんがみえた。

お客さんといっても顧客でなく事務所の改装に伴い不要になった事務机を取りに来られただけなのだが。

取りに来られた方のお仕事が!(脱サラ組)

「竹炭焼」を始められた方だそうで出来た竹炭から製作された玄関チャイム・携帯ストラップなどを置いていかれた。

が・・・

スタッフで分けた?

写真だけでも撮っておくべきだった・・・とても綺麗な音がしていた。

事務局長(勝手に皆がそう呼ぶだけですが)があげるといってないのに・・・(むこうはそのつもりで持って来てくれたようだが)

「ありがとう!悪いな!」だって

思わずつっこんでしまった。「なんかよこせッ!って聞こえるのは幻聴でしょうか?」

間髪入れずに

「そうや!オレとの付き合いそんな感じで理解しとって間違いない!」だそうだ。(笑)

ここは京都府のはず・・・じゃりン子チエ?・よしもと?って漢字の会話が絶えない事務所

それはそのはず大阪中心に関西弁がネイティブな方がほとんど

そらこっちの方言覚えれないはず。

でくだらない話はおいといて

HP紹介したかったのですが、・・・

まだ準備中だそうで、HP完成したらまた紹介します。

狩猟免許登録期限間近!

ここ二週間ほど実は京丹後市を離れ大阪にいる。(更新滞ってしまってます。)

先程、師より連絡が入った。

狩猟免許登録に関してで、明日が期限である。ということだった。

登録料・狩猟税の他になんと・・・初めて知ったことが!

「保険料!」というものがかかるということ!(書類よく読めよ!って突っ込まないで!)

何の保険やねん!と思いきや、自分の設置したわなによって生じた人身事故に対する損害賠償保険と言うではないか!

そらそうだ、事故は起こりうる。がッ!

どんなけ経費かかるねん!と言いたくなる。

師も登録に関して無理強いはされなかった。

ここが救いだね。(師も苦労されてきているから)

結果、今回というか今年の登録は見送ることにした。

だってまだ研修見習いの人間が設置したわなによって地域の方に迷惑かける事態になったら

私の新規就農という目標の致命傷になると思う。

畑に獣を入らせない工夫で対応し、夜中の圃場見回り・獣道の破壊で対応することにした。

お願い!(動物愛護を訴える団体の方々へ)

確かにみなさんのおっしゃることはわかりますがッ!

ならあなた方の私財に危害を及ぼす獣がやってきたらどうされますか?

おそらく対応されることでしょう。(ていうか、やっつけろー!となりませんか?)

獣は基本臆病なものですが、夜回りの時間は獣にとっては自分達のテリトリーであり、死活問題です。(彼らも生きてゆくため必死なんです。)

遭遇すれば基本逃げますが、獣の子供の動きによっては襲ってきます。

圃場といえども簡単に猟銃をぶっ放すわけにはいきません。(勿論別の免許にて私は使えませんが)

お願いですから、動物愛護団体系のみなさん現状をもっと知ってください。

本当に地球温暖化?が原因かどうか?

ご自身の足で現場に来て目で見て確認なさってください。

我々は趣味で獣狩をしているわけではありません。

一晩で数十万の損害が幾度も生じれば生活できません。

また行政もそこまで面倒見切れません。

もう一度おねがいします。

動物愛護団体系の方々へせめて野生動物と人間の棲み分けについて考えてください。

そこに愛玩動物虐待等とは話が違うことがご理解いただけるはずです。(理解してください!)

野生生物との棲み分けについて私の考えは後日記載したいと思います。

狩猟免許結果発表

実は昨日結果発表だったのだが、役所に足を運べず今日になった。

軽トラで隣町の役所へ

わざわざ行ったのに(「電話対応しません。」と事前案内があり、行かないと結果は判らず。)役所に滞在時間わずか「3分!」

なんと無駄な!「免許交付は9月16日以降にお手数ですが再度お越しください。}だそうだ。

国家資格でも免許交付は本人確認書類同封し、郵送の封筒に切手を貼って自分宛の送り先記載し試験料とともに送付。(こんなこと10年以上前にやってたのに!)

環境問題に取り組んでいる京都府の現状・・・(手間・コストなど・・・考えると???)

 

話は変わって、まあ晴れて「合格!」

と言うことは!

「獣害対策やりたい放題?!」(もちろん法の下)と思いきやそうは問屋がおろしてくれません。

まだまだ次なるステップがあるんです。

まずは狩猟免許を実際に使えるようになるために「登録」というものを済ませないといけないんです。(お金かかります。)

そのあとまたまたお金が・・・「狩猟税」???だって・・・

コレを済ませてから猟期解禁後、畑に罠を仕掛けれることになるそうです。

・・・言葉も出ない。・・・

結局行政はこの農業を担うものに急増する獣たちから自衛する為に資格をとって自衛しなさい。

と言う姿勢がこれなんです。

罠を仕掛けたからといってそう簡単に捕獲できるわけもなく、むしろ獣に収穫直前の畑をあらされるは収穫できないはもちろん農家の収入に直接影響し、

行政は税金収集(搾取)できない。という構造になってしまう。

試験会場で農家のおっちゃんたちがいろいろぼやいていたが・・・

現状行政の方々も理解はしているようだが、行政の方も頭を痛めているそうだ。・・・

ブツブツ考えても仕方ないが、改善を願って解禁日を待つことにする。

京丹後帰還!

渋滞を避けゆっくり岐阜県出発!

野郎三人の珍道中?

寄ったのは地元チェーン展開のスーパーマーケットに産直店舗

お目当ては買い物でなく気になるところが違う!

「なんと!生鮮野菜コーナー!}

「んな主婦みたいな~ッ~。」と思った貴方!

近い将来我々新規就農者はまずその主婦の方々に私共の手塩にかけ育てた野菜たちに目を向けていただく努力はもう始まっているのです!

ただここでも意気消沈!

「どないしてこの葉物野菜が100円切って販売できるねん!」

「なんでこんな品質の・・・(そう・・・私みたいなメタボ野菜が・・・)野菜が・・・並べられていてまた主婦の方々のかごにスムースイン!・・・。」

悲しい現実かな・・・ここでも個人事業者の足元見られている現実直視せざる得なかった。

しかし!

「10年後は・・・社会状況が変わっているはず!」と・・・(良くなっているはず・・・)希望的観測ではあるが・・・

また明日からも修行に励もう!と寄り道を控え昼ごはん抜きで京丹後市へ帰還した。

 

番外編

愛知県関市で和牛精肉店の店頭に!「ビリケンさんがいた!」

思わずかめさんはデジカメを手にしていた。