医療スタッフの苦悩
今日夕方に学生時代からの悪友?から電話があった。
別名 ドラ息子一号(私が二号)そんな話はいいとして。
いつもの事ながら何の気なしに忘れたころに連絡を取り合う仲だ。
まあ近況の報告に始まり、医療現場で繰り広げられるやるせない実情
(要は愚痴だが)を聞いた。
臨床工学技士という資格で医療に携わってきた私も以前は結局は医療制度の改悪に責任転嫁してしまっていた。
が、今は考えが少し変わった。
というのも「前職が医療スタッフであった。」と言うだけで知らない人から世間話から攻撃を受ける機会が増えた。
誤解を恐れずはっきり言おう!
仕方ないから(ととられていたと思う)真摯な姿勢で謝罪じみたことを並べてきた。
(しかし今後も続けていくつもりだが)
攻撃ではないかもしれないが、しかしこんなご時世医療スタッフも患者さんも患者さんの家族も多少センシティブになっている。
(学校教育現場も同様の問題に直面しているのはマスコミ等からも伺え背景的(には同じように思う。)
まず第一に医療スタッフは患者さん方に対して適切な医療を提供しようと思っています。(当然なことですが)
そして第二に医療現場は医療サービスを提供する場です。(これも当然です)
そして第三に日本の医療は基本どの医療機関でも同じレベルの医療を受けることができます。(これも当然です)
ただここではっきりしておかないとといけないのは、ごく一部の過激な方々(医療スタッフも患者さんサイドも)のおかげで現場が窮屈になっています。
適切な判断に多少時間がかかったり、またスタッフの熟練度(技術・知識)にも差があったりします。(言い訳でなく現実です。)
医療保険制度の改定(世の方々は「改悪」と言う。私も同感)・医師不足(研修医制度の変更などからしわ寄せが生じていると聞いたことがある。)・医療スタッフの適正配置が頭数のみでしかなくなっている現状(スタッフの資質が全く反映なし)などなど・・・
患者さんとしては最新・最高の医療を受けたい気持ちは当然ですが、
医療現場で提供されるべきサービスは医療です。
私が医療の世界に入ったころは聖職としての扱いがまだあった様に思いますし、そういった指導も多々受けました。
長くなるので続きはまた明日以降に